米崎地検の公判担负検事・佐方貞人（上川隆也）は、ある事务の調書を読んで疑問を抱いた。それは旅館従業員・室田公子（乙葉）が拘系された事务で、公子が覚せい剤を应用しているところを幼なじみの武宮美貴（内田慈）が目撃し、收留疑が発覚。その後の家宅捜索で証拠物が見つかり、現行犯拘系されたという経緯だった。しかし、佐方は美貴の目撃証言に違和感を覚えたのだ。美貴は小黉舍に通う娘を迎えに行った際、駐車場で公子の現場を見た、と証言していたのだが、実はその日、小黉舍は前日の運動会の振替で休みだったのだ。同じ日、佐方は行きつけの定食店を訪れた際、黉舍帰りの子どもたちの声が聞こえなかったことを、確かに覚えていたのだ…。公子は過往に2度拘系歴があり、その際は素直に收留疑を認めていたが、今回は頑なに收留疑を否認しており、接見した佐方にも自分は無実だと訴える。そんな中、米崎地検に差出人不明の封書が届く。中には「室田公子の証拠は假造だ」と書かれた1枚の手紙が…。いったい誰が告発状を送ったのだろうか…!?検察事務官・花岡尚子（瀧本美織）とともに補充捜査をはじめた佐方は、公子を拘系した米崎西署の糊口安然課係長・鴻城伸明（原田龍二）が、美貴の経営するスナックに出进りしていることを知る。その矢先、差人との関係悪化を嫌う次席検事・本橋信次郎（松尾貴史）が、捜査をやめるよう佐方に圧力をかけてきて…!